詰め込み教育」のメリットとデメリット

 1970年代までの日本の教育現場で取り入れられていたのが、詰め込み教育です。
 詰め込み教育とは簡単に言うと、知識をひたすら頭の中に詰め込むことに力点を置いて、その知識の量を増やす教育といえます。
 団塊の世代が受けてきた教育です。人数が多かったために、現在のように「ゆとり」がなったのです。

詰め込み教育」のメリット

  • 基本的な事項を暗記し続けることによって、頭の中に多くの知識が残せるということです。実はこのことは、人間の学習過程においては非常に重要なことで、若いうちに知識を覚えるクセを身に付けないと、その後の人生における判断材料が乏しくなり、豊かな想像・創造がしづらいのです。ひたすら暗記する苦痛が伴いますが、決して無駄な方法とは思いません。いつでも本が読める、60歳になっても何かにチャレンジしようとする原動力になっていると考えます。
  • 詰め込み教育における試験は単純に、知識を知っているか知らないかをメインに構成できるので、生徒の習熟度を画一的・客観的に点数化しやすいのです。一クラス50人以上が当たり前の時代には当然の方法論だと思います。

詰め込み教育」のデメリット

  • 生徒が学習意欲を維持するのが難しいということです。多くの人は、ただ物事を暗記する勉強を飽きずに継続することには、大きな抵抗感があり、苦痛を伴うと思います。どうしても、途中で投げ出す人が多くなります。
  • そうやって暗記した項目は、テストが終わればそれまで覚えた知識にサヨナラしてしまう(忘れてしまう)ということです。点数をとるためだけの、成績を上げるためだけの暗記では身につきません。
  • 詰め込み教育のメリットとして、試験の点数を画一的に付けやすいというものがありましたが、それが結局1970年代にピークを迎えた、過度の受験競争をもたらしました。さらに受験競争の激化が生徒のストレスを増大させ、いじめに代表される問題の数々を招いたのだとされています。しかし、「ゆとり教育」で受験競争がなくなったかと言えば、「否」です。これは受験システムに問題があるのです。

詰め込み教育」のメリットとデメリットを考えてきました。

  • ここから、まずは基本的なことは暗記しなくてはいけません。
  • 必要なことを覚えなければ前には進めません。計算方法・漢字の読み書き・英単語の暗記は絶対必要です。これらの項目は、勉強を始める準備段階だと考えます。
  • もちろんむやみに暗記するのではなく、例えば、漢字を覚える場合は、偏や旁をちゃんと理解して覚えればいいのです。丸暗記ではありません。

東山ゼミナールでは、暗記に必要なプリントを用意しています。

  • 塾でも、家庭でもこのプリントを使って暗記します。
  • 80%を目標に、そのレベルに達するまで何度何度も解きます。
  • ちゃんと記録をとって、自分の得意分野と不得意分野を理解し、最後までやり遂げるように指導します。

さあ、頑張りましょう!!